【埼玉】所沢NEWシンボル『角川武蔵野ミュージアム』

2020年、埼玉県所沢市に現れた「まるで“岩”のような建築」
デザイン監修したのは有名建築家である隈研吾氏の隈研吾建築都市設計事務所。
所沢市とKADOKAWAによる大規模複合施設「ところざわサクラタウン」！
この建築物の正体は、図書館＆美術館＆博物館の融合した文化複合施設。

埼玉県所沢市には有名建築が他数あります。
・所沢聖地霊園の礼拝堂納骨堂
・狭山の森礼拝堂
・狭山湖岬霊園管理休憩棟
・西武遊園地

私の好きなプロ野球チーム“埼玉西武ライオンズ”のホーム球場である、西武ライオンズ球場（現ベルーナドーム）もあります！

ところざわサクラタウンの中でも圧倒的な存在感を放つのが【角川武蔵野ミュージアム】です！
外壁は角度ごとに表情を楽しめる複雑なデザインになっており、なんと『花崗岩２万枚‼︎』が使用されています。
施設内に入る前に360°じっくりと見ていただきたいですね。

〈建築物概要〉
＊デザイン監修：隈研吾建築都市設計事務所
＊設計・施工　：鹿島建設
＊高さ　　　　：地上5階39.65m、水盤からは高さ31m
＊総床面積　　：約3,600坪（約12,000ｍ²）
＊外壁の石数　：約20,000枚
＊石の厚さ　　：70mm
＊石の重さ　　：50〜70kg
＊石の総重量　：約1,200t

こちらの外壁をよく見ると、三角の面で組まれていて、ポリゴンのようなデジタル感がある。
大きい面から小さい面まで様々な三角の面で構成されており、全体で計61面もある。

先ほど建築物概要を記載したとおり、石の総重量が1,200t ある。石の外壁となると重たい印象を持つ人もいると思う。しかし、不思議なことに“軽く”見えてくる…これがポリゴン効果か。

それでは施設内に入っていきましょう！

〈ミュージアム内の階層〉→フロアマップ
1F…源義庭園/マンガ・ラノベ図書館/グランドギャラリー(企画展示)
2F…総合インフォメーション/KadoCafe/ロックミュージアムショップ
3F…EJアニメミュージアム(企画展示)
4F…エディットタウン(ブックストリート/本棚劇場/荒俣ワンダー秘宝館/エディットアンドアートギャラリー(企画展示))
5F…武蔵野回廊/武蔵野ギャラリー(企画展示)/SACULA DINER(サクラダイナー)

▶︎4F本棚劇場

圧巻の4階エディットタウン！25,000冊が50mにも並ぶ本の街を抜け、その奥には高さ8mの360°本棚に囲まれた空間を見上げられる。
これだけでも見所としては充分だが、20分毎に上映されるプロジェクションマッピングにも注目が集まる。20,000冊が配架される高さ8mの本棚を使った演出である。

写真スポットのひとつ！

施設内を見終わったらお参りにでも行きましょう！

▶︎ミュージアムに隣接する【武蔵野坐令和神社】も隈研吾氏のデザイン監修。
▶︎“鳳凰”を題材とした天井画。
代表作「ファイナルファンタジー」シリーズのキャラクターデザインで知られる現代美術家/天野喜孝氏が手がけている。

＊参拝時間
　4〜9月：10:00-17:00(休日は〜18時迄)
　10〜3月：10:00-16:30(休日は〜17時迄)
　定休日　：第1,3,5火曜日
＊参拝料　：なし
＊御朱印　：あり

［施設情報］
角川武蔵野ミュージアム
○開館時間：日〜木曜日→10:00-18:00(最終入場〜17:30)
　　　　　　金・土曜日→10:00-21:00(最終入場〜20:30)
○休館日　：毎月第１・３・５火曜日(祝日の場合は開館、翌日休館)
○料金　　：公式HP