2007年、東京都港区赤坂に建てられた地上1階地下1階の低層建築。
設計を手掛けたのは、有名建築家の安藤忠雄氏である。
訪れて最初に注目するのは、やはりこの折り曲げられた巨大鉄板の屋根です。
こちらの建築物【21_21 DESIGN SIGHT】は、三宅一生氏の服作りのコンセプト「一枚の布」から一枚の鉄板を折り曲げたような屋根を考えてできたようだ。
企画展名 :Material,or
企画展期間:2023.7.14 – 11.5
展覧会ディレクター:吉泉聡
企画協力 :石倉敏明・亀井潤
グラフィックデザイン:三澤遥
[開催概要]
普段の生活の中で接する「もの」。
「マテリアル」が、人や生物との関わりの中で「もの」へとつながる意味が付与され「素材」となる。「マテリアル」と「素材」は本来同義だが、本展は使いわけて考える。
私たちが「もの」について考えるときに、誰かが意味付けをした素材について意識を巡らすことがあったとしても、「マテリアル」にまで立ち戻ることはほとんどない。
「私たちとマテリアルのつながりを、地球をめぐる果てしなく広大な物語から読み解き、再発見を試みる本展がマテリアルの織り成す新しい世界を感じるきっかけとなれば幸いです。」と企画された。
▶︎地下に広がる秘密基地のような空間
地上1階は入場受付とグッズ販売を行っている。
なんと言っても床面積の8割を地下に埋設しているのは驚きだ。
さっそく階段を降りて展示スペースへ!
地下に降りて行ってるはずなのですが、階段から見渡す景色は明るく広く開放的なものなっている。自然光を生かす開放的なガラス張り。
屋根に使用された長さ54mの鉄板加工に加えて、こちらの日本最長の複層ガラスも日本建設技術の高さが詰め込まれている!
[施設情報]
○開館時間:10:00-19:00(最終入場〜18:30)
○休館日 :毎週火曜日
○料金 :公式HP
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